溺れろ、乱れろ、そして欲しがれ
平日は仕事帰りに慶太の店へ顔を出して、休日は昼から夜まで一緒に過ごす

これが習慣化されていった

そこに時々、東雲さんと仕事帰りにご飯へ行くのも当然の如く日常的になってる。


でも、なんだろうか

この違和感は、、、。

不満があるわけではない。

だけど、当たり前のように作り上げられた毎日にそろそろ疲労困憊だ。

一人の時間が欲しくなる。

自由気ままに過ごす日があってもいいじゃないか


元々、束縛されるのも嫌いだし、あれこれ干渉されるのも嫌いだ。

付き合うってこんなんだっけ?

もっと、楽しくなかったっけ?

ドキドキしたり、ワクワクしたり、言動に一喜一憂したりとかさ

やっぱり友達の延長上みたいな付き合いだから、こんなこと考えたりするのかな

好きの定義ってそもそも何?

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