隣の席の彼
放課後になって霧島くんが家まで送ってくれるから
下駄箱で待ってると
「わりぃ、待ったか?」

「ううん、大丈夫だよ」

「そっか、よし帰るか」

「うん!」

他愛もない話をしているうちに
家についた

「今日はありがとう」

「気にすんな!
それに俺がしたくてしてんだから」

「うん…」

「今日のことまじで気にすんなよ
これからあんなこと起きないようにするから
それと頼むから溜め込むなよ、心配になるから」

「わかった!」

「じゃあ、また明日な」

「気をつけて帰ってね霧島くん」

「おう、ありがとう」

ベットに入りながら気づくと
霧島くんのこと考えている自分がいた
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