もう、限界だから。〜両片想いの溺愛同盟〜
「唯香ちゃんって、今バイトしてるのかな?」
「いや、してないです」
「おお!じゃあ本気で俺のところで働かないか!?
健斗もやる気出るだろうし!
なるべくふたり被るようにするからさ!」
「えっ……」
まさかバイトに誘われるとは思ってたかったから、反応に困ってしまう。
「どうだい?
無理にとは言わないが、ぜひ唯香ちゃんも働いてくれたら、男性の客もさらに増える気がする!」
相変わらず、オーナーはキラキラした目で私を見つめてきて。
なんとなく断りづらかった。
それに、健斗と一緒にバイト……悪くない気がする。
寂しいと思っていたから余計に、健斗との時間が増えるから嬉しい、だなんて。