もう、限界だから。〜両片想いの溺愛同盟〜
「なんでこんな話に?」
さらに健斗は不機嫌になってしまう。
「人足りてないし、ふたり一緒だと嬉しいだろ?
それに男性客も増やしたいからなぁ」
「ダメです。唯香は働かせないでください」
そして健斗は、はっきりと否定の言葉を口にした。
少なからず、その言葉に胸が痛んでしまう。
そりゃそうだよね……学校が終わって、バイト先でも私と一緒だなんて、さすがに嫌なはず。
それに気づかなかった私も私だ。
思わず泣きそうになるのを必死でこらえ、私も何か返そうとしたら……。
「いや、もう決まったから。
健斗の嫉妬意見とか関係ない」
思った以上にオーナーは強引な人のようで。