もう、限界だから。〜両片想いの溺愛同盟〜
「そ、そうだね。
仲がいい友達、ふたりもいて良かった!」
「私も入れてくれてるの?嬉しい」
美玲はそう言って、笑顔を見せてくれた。
その笑顔も綺麗だなって、思いつつ。
私も美玲みたいに綺麗な美人さんだったら、健斗と恋人になれたかな、とかもっとアピールできたかな、なんて考えてしまう自分がいた。
美玲と少し話したところで、お互い席についた。
私の後ろの席は、もちろん須羽で。
「やっぱり席も前後なんだな」
「そうみたいだね」
正直、少し心配だった。
もし私が一番後ろの席だったら、前後じゃなくなってしまう、なんていうくだらない心配かもしれないけれど、私にしたら重大なことである。