もう、限界だから。〜両片想いの溺愛同盟〜


「け、健斗!?」
「暗いからこのくらい大丈夫だろ」

「だ、大丈夫って……」


幸い、私たちの左右には誰も座っていなかったけれど……同じ並びに座っている人はいるわけで。

いつ見られるかわからないから、恥ずかしくなってしまう。


「これ、そっち置いといて」
「えっ、健斗食べないの?」


渡されたのは、先ほど頼んだ食べのが置かれてあるお盆のようなもので。

「飲み物だけとったから大丈夫、食べたい時言うから」

「せっかくだし真ん中に置こうよ」
「それは邪魔になるから。唯香といろいろするのに」


い、いろいろって……意味深な言い方。

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