僕の1番大切な人
『...ごめん。でも、本当、興味ないんだ』

『お前な…まあ、いいよ、会えばわかるよ、彼女いい子だし』

無理やり誘うつもりだな。

本当に行きたくない。

『俺の顔を潰さないでくれよ』

ユウには本当に感謝してるから、顔を潰すなと言われたら、断れない。

『僕は、彼女を作る気はないよ。それでもいいなら…』

『わかった。それ、伝えるからさ』

僕は、しぶしぶ了承した。

『6時に、駅前のマロンに2人で行くよ』

マロンは、ユウとよく行くレストラン。

とても雰囲気がいい。

『わかった』

気が重いまま、僕は返事をした。









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