狼を甘くするためのレシピ〜*
「私がやりましょう」という鈴木に後を託し、洸は向かいの席に腰を下ろした。
「彼女は優秀だね。あのプレゼンで、システムの評価が五割ほど増したな」
ニヤリと径生が笑う。
「五割もなにも、実際よくできているんだよ。珍しく俺が直接手にかけたんだぜ、有り難く思え」
目を細めて、洸が径生を横目で睨む。
「それにしても、あれほど繊細なものを本当にお前が作っているとはねえ。世も末だ」
クックックと、遂に径生は笑い出した。
「なんなんだ?お前は一体。そんなに俺に負けたことが悔しいのか」
「ああ、悔しいね。一生の不覚だよ。未だに悪夢にうなされる」
百万円を資金に株でどれだけ儲けが出せるか、ふたりで競争したのは二年前のことである。
期間は一年。結果一万円だけ径生が上回った。
「いつまでもそんなこと言ってると、ストレスでハゲるぞ」
「大きなお世話」
「彼女は優秀だね。あのプレゼンで、システムの評価が五割ほど増したな」
ニヤリと径生が笑う。
「五割もなにも、実際よくできているんだよ。珍しく俺が直接手にかけたんだぜ、有り難く思え」
目を細めて、洸が径生を横目で睨む。
「それにしても、あれほど繊細なものを本当にお前が作っているとはねえ。世も末だ」
クックックと、遂に径生は笑い出した。
「なんなんだ?お前は一体。そんなに俺に負けたことが悔しいのか」
「ああ、悔しいね。一生の不覚だよ。未だに悪夢にうなされる」
百万円を資金に株でどれだけ儲けが出せるか、ふたりで競争したのは二年前のことである。
期間は一年。結果一万円だけ径生が上回った。
「いつまでもそんなこと言ってると、ストレスでハゲるぞ」
「大きなお世話」