君に送るラブレター 〜届けこの思い〜
私はいつの間にか泣いていた。
誰かに見られる前に移動しなきゃ。
足が自然と動きだした。
とにかく走った。目的地は図書室。
図書室は人が滅多に来ないから…
一人で考えたかった。

みくちゃんの言うことなんて嘘かもしれない
あんなこと信じなきゃいいのかもしれない
でも……
それよりも疑いが大きくなってしまった
今まで抱えていた不安が溢れ出た

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