―薔薇ノ棘―
プロローグ


運命は変えられる



いつしかそんな話を
聞いた覚えがある




だったらあたしは
幸せな運命を辿りたい



誰だってそうだ。



残酷で苦しくて
悲しい運命は嫌だ




でもね―――――‥



君が一緒ならこんな運命も


超えていけるんだって



思ったんだ――――







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