約束~悲しみの先にある景色~
このアプリではメッセージを送る事はもちろん、友達とトークグループを作ったり通話も可能で、ニャンコメを持っている人のコードや暗証番号を読み取る事で、手軽にお互いメッセージのやり取りが出来る。
(嘘、もうキムさん達来てるの…!仕事終わるの早くない?切り上げてきたのかな?)
お母さんに、
『分かった』
とメッセージを送った後、ニャンコメのアプリを開いたり閉じたりしながら、私はそんな事を考える。
(待たせてるのは申し訳ないよね…。早く乗り換え駅に着かないかな)
急行ではなく各駅停車の電車に乗ってしまった事を今更後悔しながら、私は冷たい手すりを握り締めた。
ふと上を見上げると、電車に貼られたポスターに、ブランド物のスマホケースを持って笑っているpromiseの面々が写っていた。
(あぁぁぁ……駄目だ家帰る前に死にそう…)
あれから約20分後。
乗り換え駅のホームで死に物狂いで走り、後少しで発車しそうになっていた急行電車に飛び乗り(駆け込み乗車は駄目だと分かっているけれど、今は仕方が無い)、自分の家の最寄り駅から競歩をしながら団地へ向かった私は、自分の家の目の前の駐車場の前で息を切らして足を止めていた。
(嘘、もうキムさん達来てるの…!仕事終わるの早くない?切り上げてきたのかな?)
お母さんに、
『分かった』
とメッセージを送った後、ニャンコメのアプリを開いたり閉じたりしながら、私はそんな事を考える。
(待たせてるのは申し訳ないよね…。早く乗り換え駅に着かないかな)
急行ではなく各駅停車の電車に乗ってしまった事を今更後悔しながら、私は冷たい手すりを握り締めた。
ふと上を見上げると、電車に貼られたポスターに、ブランド物のスマホケースを持って笑っているpromiseの面々が写っていた。
(あぁぁぁ……駄目だ家帰る前に死にそう…)
あれから約20分後。
乗り換え駅のホームで死に物狂いで走り、後少しで発車しそうになっていた急行電車に飛び乗り(駆け込み乗車は駄目だと分かっているけれど、今は仕方が無い)、自分の家の最寄り駅から競歩をしながら団地へ向かった私は、自分の家の目の前の駐車場の前で息を切らして足を止めていた。