愛しい君を殺したのは誰?
君との毎日
君と僕が初めて出会ったのは、まだ、お互い小さな子どもの頃だったね。

小さな体で、ふわふわしたゆるい天然パーマ、クリっとした大きな目が印象的で。

東京からこの田舎に引越してきた僕にとって、君は、とても優しくて可愛い女の子に思えた。

近所だった僕らは、すぐに友達になった。

いつも、2人で遊んでたね。

日が暮れるまで、ずっと…

ただ流れゆく毎日に身を任せていたんだ。

楽しい絵日記のような時間...

なのに、君のその真っ直ぐで、優しい心を壊したのは...

心の底から腐り切った、悪魔だった。









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