Open the door -運命の彼は日本代表?-
毎日、瑛人からの連絡を待ち遠しいだなんて思う日が来るなんて、1か月前には思いもしなかったな。
電話を終えた私は、ベッドに横になって天井のライトを見つめた。
初対面のあの日、瑛人の印象最悪だったんだっけ。
あの日のことを思い出すと自然と笑いがこみ上げてきた。
まだ1カ月前のことなのに、なんだかもう懐かしい感じがする。
相澤家の玄関先で初めて瑛人と会話した、最悪の第一印象のこと。
ハナエさんにフライングで『付き合いなさい』と恋人になることを強制されたこと。
それから、キスされたこと。
ハナエさんには感謝以外の言葉は見つからない。
人生で1番と間違いなく言える1か月間を思い返していたら、私はいつのまにか眠ってしまっていた。


