Open the door -運命の彼は日本代表?-
「みなみ、好きだよ。じゃあ、また明日」

「えっ?」

驚いた私をクスリと笑い、昼に話した時と同じように一方的に瑛人は電話を切った。

「おやすみ」

その4文字を呟くように言い放って―――


電話を切る直前、さらりと物凄く甘ったるいセリフを口にした瑛人は、やっぱり女性の扱いに手慣れている感は否めない。

『好きだよ』だなんて、私にとっては口にするのも勇気がいる言葉なのに。

瑛人はこれまで、どんな恋愛をしてきたんだろう。
瑛人を本気で好きになったりしたら、傷つくに決まっている。


ドキドキと加速を始めた鼓動を押さえながら、少しだけ揺らぎ始めた気持ちに、そっとブレーキをかけた。


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