胎動
自分が妊娠していることだって、未だに信じられていないのだから。


《友里:連絡しなくてごめんね。あたしは大丈夫だから、心配しないで》


結局、そんな文面を送信したのだった。


そしてベンチから立ち上がった。


ここでぼんやりと時間を潰していても、意味がない。


あたしは自分にできることをしないと。


そう考え、もう1度悪魔山へと向かうことにしたのだった。
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