ファイヤークイズ
「なんだよそれ……。じゃあ、この状況がどうなってるのかわかるヤツが、ここには1人でいないってことかよ!」


光男が叫ぶ。


あたしだって叫びたい気分だった。


何もわからない恐怖。


肌が熱される苦痛。


身動きが取れない絶望。


そんなものがないまぜになり、あたしの心をかき乱している。


けれど、ここで感情を爆発させても意味がない。


そんなことで時間が過ぎて行けば、焼死してしまう可能性を増やすだけだった。
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