もののけ会社と甘いキス。

「馬鹿なことは言うな。俺は、妖怪の中でも
最強と言われている九尾一族だぞ?
これぐらいの毒は、幼い頃から少しずつ
毒を加えて耐性をつけてある」

「今回は、かなりの猛毒だったが
これぐらいの毒性ならすぐに慣れる。
お前らは、許さない。絶対にだ!!」

怒りをあらわにした社長は、
9本の尻尾を大きく広げて威嚇をした。

その力は、最強だと言われているだけあって
凄いパワーと圧力で恐怖を覚えた。

これが、本来の社長の姿なの!?

「凄い……さすがだ!
だが所詮は、痩せ我慢だ!!」

闇野さんは、そう言うと合図していた。

他のヴァンパイア一族が
ゾンビを連れて現れた。

どうしょう。

「あなたは、ここで死んでもらう。
彼女が欲しいのなら用が済んだら
一緒にさせてあげるよ。あの世でね」

パチンと指を鳴らすとゾンビが社長
目掛けて襲いかかってきた。

< 338 / 351 >

この作品をシェア

pagetop