暴走族彼氏

なんか・・・やだ。

「あたし、トイレ行ってくるねっ。」

理穂が心配したような顔であたしを見上げている。

「こんなヤツの言うコトなんか気にしちゃだめだよっ?」

「おいっ!?こんなヤツってなんだよ!!」

隣でまた中村が騒いでるけど・・・

あたしはトイレに向かった。


―ブー・・・ブー・・・


あ、ケータイ。


ってアキラだ・・・。


―ピッ

「・・・もしもし。」

「おー亜由?
今日放課後ヒマ?
集まりの時間までどっか行かねぇ?」

え・・・

「どっかって?」

「亜由の好きなトコ。
何、俺からのデートの誘い断る気~?」


「デートっ!?」

「そ。行かない?」

「いっ、行くっ!!」

「当然♪んじゃ、放課後学校の校門まで向かえに行くわ。」


「うんっ!!」

「じゃ。」


デートだって。
デートだってデートだってデートだって♪

初めてだぁ・・・。

どこ行こうかな?

やっぱデートの定番っていったら、映画?
ベタかなぁ~?


あたしの行きたいとこ・・・


アキラと一緒ならドコでもいいんだけどな。




あ♪
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