ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~



ズルい、ズルい!!!

ユミのお祝いを選びに行こう、だなんて私が断る訳ないじゃない。



「おっせーよ!!」

「ご、ごめん」


私の家の前で待つのは、昨日と同じ様に車に乗ったダイの姿だ。



「いくぞ」

「……」


やけに偉そうなダイはエンジンをかけて車を発進させる。


昨日の服装というか、ユミに借りた洋服のまま出掛ける事なんて出来ないから、一端 家に帰ってから待ち合わせをしたのだ。


< 33 / 124 >

この作品をシェア

pagetop