Pino(短編小説)
<野生児ピノ> 全11作

1Pino
日高山脈の麓で育ったピノは、不慮の事故で親を亡くしてしまった。預けられた家でのピノへの対応は厳しいものがあった。そんなピノの友達は山の動物たち。

2石と手紙
18歳の青年、神居 誠が公園の御堂の横で石を拾ったことから、霊界からの手紙を
渡すという奇妙な使命を命ぜられた。手紙を受け取ってもらうにはどうしたらよいのか思案にくれる誠だった。

3ガイドの仕事
ガイドのマーヤ仕事は人の手助けの霊的黒子役。言葉を直接伝えられないから試行錯誤して伝えようする。時には恋愛のキューピット、ヤクザの改心の手助けだったりとガイドの役目を紹介。

4拳 聖
武道を志したケンタが技の世界から精神面に目を向ける様を描いた作品。
拳美の人生の心の動きと変革の様子を、武道を通じて表現した作品。

5トップセールス
新井田マサオの住宅リフォームの営業で培ったノウハウを紹介した作品。
家の廻りの雰囲気からその家に住む住人の癖や性格を視るという、
卓越した洞察力をもった主人公の物語。

6覚醒の旅
神エイジ、タクシードライバー。居眠り運転のダンプカーが追突してきた、エイジは腰を強打してしまった。腰からクンダリーニ(霊線)が覚醒してきた。そこからエイジはスピリチュアルで奇妙な世界に入ることになってしまった。

7小説請負人ハマⅠ
主人公のハマは小説家、但し執筆のしかたが変わっていた。依頼者の希望に応じた小説を書き校正し製本するという、依頼者の為だけの小説を創るという職業だった。

8小説請負人ハマⅡ
今回の依頼は、川田ミヨリ歌手希望と小林ヤスマサ芸術のアーティストという
内容だった。このような内容の創作がハマは好みだった。

9覚者Ganzi
石と戯れる覚者Ganziの短い半生を追った作品。どの分野にも天才は存在する。紹介するのは不世出の天才Ganziの生き方を少しだけ垣間見た作品。

10夢職人ミホコ
パラレル・ワールドの自分から情報を引っ張って、依頼者本人の深層意識に植え込むという商売だった。それを申し込むと自分のなりたい職業の技術を2ヶ月ほどで習得できるというものだった。

11天才ヤスマサ
ヤスマサは東京大学を卒業したが、他人と交わるのが苦手なタイプだった。唯一心の通わせたのが愛犬のミルキーだった。ミルキーと会話しようと市販の装置を改良して、犬と会話が出来る装置を作り上げた。
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