大好き、だからずっと一緒にいたい·····
悠介君のお母さんの言葉…

なんだかすごいなぁって、本当にそう思った。

子どもを思う、母の温かさを感じた。

『あきらめないこと…』

『そうだよ、それから、俺は本当にいろんなことに真剣に取り組んだ。おかげで、今の俺がここにいる』

『悠介君は本当に…すごいんだね』

『すごくなんかない、でも、自分を信じて、自信が持てるように努力してる。自分なら出来るって。だから、綾音も…』

って、言われても…

急に自信なんか持てないし。

『俺が綾音を守る。だから、綾音はヘアメイクでトップになって。俺も俳優でトップになるから』

嘘…

どうしてなんだろう、勝手に涙があふれた。

そう、本当に勝手に。

悠介君の言葉が、私に刺さったみたい…

悠介君が、お母さんの言葉に助けられたように…

私は、まだまだ悠介君みたいにはいかないけど、少しは前向きに、自分の人生考えてみたくなった。

私、かたくなに、自分を変えることに抵抗してた気がする。

それは…

やっぱり、あの日のあの人の言葉のせい…だったのかな…



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