赤黒マフィアの色恋模様
「ひえ……」

あまりに美しい顔が近づいてきます。このことがこんなに恐ろしいとは……!!

逃げなければ!!

「我、汝を壊す……」

口から零れる呪文は全く身に覚えがない。けれど、言わなければいけない。

「拗れた運命……全てをなくし……」

「埋め込まれている、のか……」

悲しそうな顔をしないで、と言おうとして、けれど、口は呪文を唱えている。止めることは出来ない。
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