オレ様御曹司 と 極上KISS
「今おまえにだまっといたところで、絶対どっかでバレるから俺は今言う。」

「な・・・なに?」

翔の顔が真剣すぎて、きっとびっくりするようなことを言われるのだと思った。

何かわからないけど、どうしよう・・・
心の準備ってものが・・・。

「おまえと蒼大は血がつながってない・・・。」

「・・・・え?・・・・」

結局心の準備もできてないうちに翔は訳のわからないことを言った。

血?
が、繋がってない?


「俺は今回いろいろ調べてるうちにわかった。しかも・・・蒼大は中学の時からそれに気づいてる。」

「・・・え?どういうこと?」

混乱して頭がついていかない・・・。

「蒼大は一条家の養子だ。そして、俺と血がつながった兄弟だ。」

「なに?それ!そんなん信じられない!」

混乱して何がなんだかわからなくなった。

何言ってるの?翔?
混乱する頭を必死に動かそうとした。

と・・・
翔がわたしを抱きしめた。

そして、社長と蒼大の産みの母親の話やその母親とわたしの母が親友だった話を聞かされた。
蒼大はそれに気づいてて、今回の調査にも協力してくれたのだと言った。

何がなんだかわからなかった。

「けど・・・蒼大はわたしの弟だよ。それはかわらない・・・。」

「そうだな・・・わかってる。けど・・・。」

「翔の弟でもあるのね・・・。」

「そういうことだな・・・。蒼大と話せよ。」

「うん。わかった。話す・・・。」

翔に抱きしめられてたお陰で、ちゃんと頭にいれることができたんだと思う。

蒼大と話そう・・・。


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