私たちの六年目
「菜穂……。菜穂……!」
何度も私の名前を呼んで、私を強く抱きしめる秀哉。
あまりに突然のことに、何がなんだかわからなくて。
私は秀哉のなされるがままになっていた。
「秀哉、くるし……っ」
そんなに強く抱きしめられたら、息がうまく出来ないのに。
だけどそれを伝えても、秀哉は私を離そうとはしない。
「ねぇ……」
秀哉がこんなに苦しそうなのって……。
その原因は、やっぱり……。
「梨華と何かあったの……?」
私の問いに、秀哉の身体がピクッと動いた。
何も答えない秀哉。
やっぱり何かあったんだ……。
しばらくすると、秀哉の腕が小刻みに震え始めた。
何があったかはわからないけど。
きっとひどく衝撃的なことだったんだ。
そう思った私は、それまでダラッと下げていた腕をゆっくりと秀哉の背中に回した。
そして、彼の背中をトントンと撫でた。
大丈夫だよと、言い聞かせるみたいに。
そうしたら秀哉は、まるでそれに応えるように。
私をさらに強く抱きしめた。
そのせいで、私の腰が弓のようにしなった。
何度も私の名前を呼んで、私を強く抱きしめる秀哉。
あまりに突然のことに、何がなんだかわからなくて。
私は秀哉のなされるがままになっていた。
「秀哉、くるし……っ」
そんなに強く抱きしめられたら、息がうまく出来ないのに。
だけどそれを伝えても、秀哉は私を離そうとはしない。
「ねぇ……」
秀哉がこんなに苦しそうなのって……。
その原因は、やっぱり……。
「梨華と何かあったの……?」
私の問いに、秀哉の身体がピクッと動いた。
何も答えない秀哉。
やっぱり何かあったんだ……。
しばらくすると、秀哉の腕が小刻みに震え始めた。
何があったかはわからないけど。
きっとひどく衝撃的なことだったんだ。
そう思った私は、それまでダラッと下げていた腕をゆっくりと秀哉の背中に回した。
そして、彼の背中をトントンと撫でた。
大丈夫だよと、言い聞かせるみたいに。
そうしたら秀哉は、まるでそれに応えるように。
私をさらに強く抱きしめた。
そのせいで、私の腰が弓のようにしなった。