目が覚めると君がいた【短】




「…ゃ!陸哉!?」



ん……
あ…れ…?俺…


ひかれたんじゃ…







「もぅ…二回も事故になるなんて…バカ!」


目の前には母さんがベッドに
顔を押し付けて
声を押し殺して泣いてる



「…陸哉!大丈夫か?」


「…悟…」


「マジびびったし
目の前でまた事故るとか」






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