目が覚めると君がいた【短】



「わりぃわりぃ…」




ドンッ!!


体をおこした時
外から響く音



ガンッ!!



何だ!?


「り、陸哉!」



音をたてて入ってきたのは岸部だった


ズキッ――…



「ッ……」


「どした?陸哉」


「ぃや…頭が…」



なんだ?いてぇな…



「陸哉!?大丈夫?」



岸部が隣に来る

っ……


さっきの事故のせいか…?



「ってぇ…頭…割れそう…」



まじでいてぇ…
事故の傷?にしてはなんか…
おかしい…



「陸哉?先生呼ぶ?」



母さんが心配して俺に言う



「や…大丈夫」


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