突然ですが付き合ってみるとかどうですか。

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ちょっと時間が経ったが何も反応がないことで不安になりそっと指の隙間から彼を覗き見る。
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そこには顔を真っ赤にした彼の顔があった。
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どうしたんだろう？と気になり彼の顔を覗き見ようとするが阻止される。
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彼はあまりにもさっき彼女になったばかりの琴音に対し想像を超えるくらいの破壊力があったようだ。
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しかし琴音自身それに気づくことはなく、彼の心は彼女によってすでに振り回されてしまっている。
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とりあえず大丈夫だと言われたが、琴音は本当に大丈夫なのか気になった。
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しかし、彼は時計を見て時間が迫っていることに気づき、慌てて琴音に用事が何かあったんじゃないか、と聞く。
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琴音はトイレに行きたかった用事を思い出した。そして私は一言彼に断りを入れトイレへ向かった。