記者菊田のTHE☆インタビュー
栄子「それから飲みたくなる時がちょいちょいあって、飲んだら辞めようと決めました。」

記者「飲んだら、ですか?」

栄子「一つの目安ですね。飲んだ自分はもう相当危険な心理状態で仕事を辞めても大丈夫。飲まない自分はまだ働ける心理状態だから仕事を続けられる。」

記者「かなり極端ですね。」

栄子「そうですね。」

記者「もうその時点で辞めても良かったのでは?」

栄子「私もそう思います。辞める数年前に、上司に一度辞めたいと言ったことがあったんですけど、保留にされて流されたんですよ。あの時は単純に営業で追い詰められてたんですけど。
何度も天下の宝刀は抜けないし、あの時期が耐えられたならあの時より酷い状態にならないと抜けないかなって思ってたのもあるんですよ。」
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