部室からどうも




どれほど時間が経っただろう。


一分か、十分か…。


先日ろぅが時計を壊してから部室ではまぁが教えてくれていた。


しぃの心臓は大きく脈打ち緊張していた。


しぃ(今からでも外に出ようか…

でもそれだともうここには来たくなくなる…。

ぅぅぅぅん!

ええい!もういいや迎え撃つ!それのみ!)



しぃはバットを握り締め音のなった天井に近づき突く。


すると、ドタバタ…ドンドン…ドスン!


天井で音が聞こえたと思ったら次の瞬間何かが天井と一緒に落ちてきた。



??「ィダッ!」


しぃ「え、ちょ、先生?!」


先生「おー、紫摩(しま)。

先生腰やっちゃったから保健室連れて行ってくれー。」


しぃ「いやその前に説明しろ!」


先生「えー、けが人だよ?」


しぃ「自業自得!説明はよ!」


先生「いやだってさ、君ら自分達だけ楽しくやっててさ。

一応先生部活の顧問だよ?

だからちょっとお菓子を拝借してたら草木(くさき)が来ちゃって…」


しぃ「とどのつまり…」


先生「先生が犯人です☆」


しぃ「一回死にさらせぇ!」


バーン!


< 4 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop