私の彼氏は真面目過ぎる!【完】
 と、ちょうどその時。

 ビタ―――――ン!!

という、明らかに誰かが誰かをビンタしたとしか思えない音が、会場に響き渡った。

 その音は、ちょうど私たちの隣の4番ブースから聞こえてきた。

「あんたって、マジで最低!」

 女性の怒鳴り声と、

「痛いな、何するんだよ、女のくせに!!」

という男の蔑みを含んだ声。



 今4番ブースにいる人物。

 それはもちろん、時代錯誤なナルシシスト・1番さんだ。
< 44 / 258 >

この作品をシェア

pagetop