それでも君を
「どう?痛い?」



森谷先生に腕を触られている。



「…押されてる感じはするけど、痛くはない、です」



「うん、上々だね♪」



私からの返事に笑顔で応え、颯くんへと言葉を投げる。



「颯!じゃ、こっち始めるね~!」



「よろしくー」



颯くんはと言えば、さくっと聴診を終えて、カルテを書き込み始めていた。



「梨央ちゃん始めるねー。痛かったら言ってくれればいいからねー!」


< 348 / 686 >

この作品をシェア

pagetop