それでも君を
恵那ちゃんが倒れた日から、私はほとんど休まず恵那ちゃんを診ていた。



恵那ちゃんの傍にいたいのに、他の仕事が減るわけでもなく、削るところといったら休憩時間しかなかったのだ。



けれど、それはそれで都合が良かった。



体を動かしていた方が、何かに夢中になっていた方が楽だったからだ。



そうでもしないと一日中気分が落ちて、ネガティブな考えが頭の中を占拠してしまうから…

< 505 / 686 >

この作品をシェア

pagetop