それでも君を
隠して、バレなければいいと高を括って…



診察は拒否して、暴れて、逃げて…



些細な身体の異変も、心の変化でさえも重要な情報だというのに。



いつも悪化させて、どうしようもなくなってから、最終手段として颯くんを頼っていた。



真ちゃんに至っては頼ることすらしたことがない。



真実を隠される側はこんな気持ちになるなんて…



こんなに苦しいなんて…



分かっているようで、なんにも分かっていなかったのだ。

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