それでも君を
「頑張った頑張った。泣かなくていいよ〜」



インフルだと気付いてから、あんまりベタベタくっつかないように気を付けていたが、限界だ。



思わず真ちゃんに抱きつき、安心感を得る。



真ちゃんも引き離したりせず、受け入れて頭を撫でてくれた。



「おはよー」



そんな絶好のタイミングで、呑気に診察室へと姿を現す颯くん。



「あ、おはようございます」



私に抱きつかれたまま、爽やかな挨拶を真ちゃんが返す。


< 680 / 686 >

この作品をシェア

pagetop