それでも君を
「インフルだって?それでグズグズしてんの?」



私の様子をチラッと確認して、しっかりとマスクを装着する。



「今鼻腔拭ったところで…」



「ああ…。大丈夫だったか?」



「はい、なんとか。泣いてますけど」



颯くんにとっても、検査によって私がパニックにならないかが懸念点のようだ。



真ちゃんが記録していたカルテをさっと読み、状況をすばやく把握していく。


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