それでも君を
「おはよー。お、ちゃんと朝ごはん食べてるじゃん」



朝ごはんを食べていただけなのに、偉い偉いと颯くんが褒めてくれる。



「なんか…すごい子ども扱いしてる?」



「いい子はちゃんと褒めるっていうのが、俺の方針なんだけど?」



「そう…だっけ?」



朝から変なやり取りを繰り広げる。



「頑張る子にはちゃんと優しくするとは聞いたことありますね」



私たちのやり取りを見守っていた真ちゃんが会話に割って入ってくる。



なるほど、それは確かに聞いた覚えがある気がする。

< 699 / 746 >

この作品をシェア

pagetop