それでも君を
なんとか初回の針留置を乗り越え、点滴の投与も終了した。



心配は尽きないけれど、朝から漠然とした不安で張り詰めていた心が、ようやく少しだけ緩む。



今のところは体調に変化はない。



このまま何も起こらないといいな…



そう願いつつ、暗い病室でひとり目を閉じた。





心配していた私の気持ちとは裏腹に、何事もなく無事に次の日の朝がやってくる。



のんびり朝ごはんを食べていると、病室へ颯くんと真ちゃんが揃って顔を出してくれた。

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