元姫と隠された真実。



「あぁ。」


ふっ。と笑って、涼は言った。


「蒼空は今日行くのか?」


透馬が蒼空に聞いた。


「え?あぁ。暇だし行く。」


「そうか。」


幹部全員行くのか。


「彰~、ちょっと櫛貸して~。」


「あぁ、はい。どーぞ。」


「ありがとう。」


髪を梳いて~、よしっ。


「用意できたよー。」


「じゃあ、行くか。」


「あ、沙羅さん。髪に何かついてますよ?」


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