嘘つきは眼鏡のはじまり
「えっ、マジでいいの!?」
「聖夜のためだったら!」
ケラケラと明るい笑い声にお弁当のふたを閉じる。
なんか食欲無くなった。
「ねえ、花崎さんも俺のバースディ……」
「行かない」
星名さんの顔が淋しそうになった。
「あ……」
「あんな根暗、放っとこう」
女子社員に腕をとられ、私から視線を逸らした星名さんはいつも通り、キラキラしていた。
ぎゅっと手を握りしめる。
……「ごめんなさい」、ただ一言が言えなかった。
傷つけるつもりなんてなかったのに。
でも、無神経なあなたがいけないんだよ。
ううん、八つ当たりだ。
もっときちんと、断ればよかっただけ。
「聖夜のためだったら!」
ケラケラと明るい笑い声にお弁当のふたを閉じる。
なんか食欲無くなった。
「ねえ、花崎さんも俺のバースディ……」
「行かない」
星名さんの顔が淋しそうになった。
「あ……」
「あんな根暗、放っとこう」
女子社員に腕をとられ、私から視線を逸らした星名さんはいつも通り、キラキラしていた。
ぎゅっと手を握りしめる。
……「ごめんなさい」、ただ一言が言えなかった。
傷つけるつもりなんてなかったのに。
でも、無神経なあなたがいけないんだよ。
ううん、八つ当たりだ。
もっときちんと、断ればよかっただけ。