嘘つきは眼鏡のはじまり
「本当にありがとうございます。
……そうだ。
クリスマスプレゼント、なにが欲しいですか?」

あ、そっか。
もうひと月後はクリスマスか。
なにって言われてもなー。

「僕が選ばせていただいてもいいですか?」

迷っているとレンズの向こうの目がにっこりと細くなった。

この顔、苦手。
どきどきしてなにも言えなくなる。

「……お願いします」

「はい」

いつものように本の話なんかして、あっという間に時間は過ぎていく。

柊人さんといるのは楽しい。
身体に無駄な力が入らない。

「次、お会いできるのはクリスマスになるかと思います。
TLも留守にしがちかと。
仕事が忙しい時期に入りますので」
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