強がりな私

雅「いいからもう帰って?
来てくれて嬉しかったよ。ばいばい」


2人は辛い表情をした



そう、このバイバイには先がないから


またいつこうして会えるか分からない
ひょっとしたらもう一生会えないかもしれない



翔「連絡先教えろよ」

綾「あっ、俺のこれだから」


と言ってメモを私と翔に渡した


嬉しい。

まだ繋がれる、そう思えた



雅「いらねぇよ。さっさと帰れ」



違う、なんでこんな事言っちゃうの…

さっかくの綾の連絡先



綾も翔もすごく寂しい顔


綾「とりあえず置いとくから。
なんかあったら連絡しろ」



翔もそう言ってメモを置いて病室を出た



私は1人また泣いた
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