どんなに遠く離れていても
携帯を持つようになった私は1番ダウンロード数が多いチャットをダウンロードした。
プロフィールを作ると本当に沢山の人からコメントがきた。
｢会いたい！｣
｢ご飯行こう！｣
｢可愛いね！！｣
援交相手は本当にすぐ見つかるのだった。
ラインもダウンロードし、援交相手やそのアプリで出会った人達と連絡のやり取りをしていた。
いつの間にかチャットでは700人以上の人からメッセージが来ていて、ラインの友達は500人近くいた。
もはや、名前と顔が一致しない事も多く、約束した事も忘れ、時間や日にちが被ってしまう事もよくあった。
そして、1人1人全部に返信できる暇もなかった。
これだけ多くの人とやり取りしていたのだから、１日に多い時で5人の人に身体を売っていた。
生理の時も関係なしに。
『生理だからって遊びまわられても困る。
生理はしょうがないと思うけど、他にいくらだっ て考えれば方法があるだろう。
手こきだってパイずりだって1回5000円くらいで30分もあれば出来るだろう。
それを何回もやれば稼ぐことだってできる。』
山崎は稼ぎが多い日はとても機嫌が良かった。
逆に少ない時は私に何時間も説教するのだった。
結局生理の日も手こきやフェラ、パイずりだけで満足する人は少なく生理なのに挿入されては射精を繰り返された。
ただでさえ生理痛でキツいのに腟内をぐちゃぐちゃにされ、ベッドは血の海。
相手に見られるのもすごい嫌だった。
寝る暇もなく本当にキツかった。
もうこの頃になると身体が拒んでいた。
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