アブナイ王子様たち
「……なぁ、好きな人いないの?」
「へ……?」
なにいきなり。
やっとで口を開けたと思ったら、そんな質問?
「い、いないよ……?」
おそるおそるといった様子でそう答える。
薫くんなら『ふーん』と、興味のなさそうな返事を返してくるのかな。
そう思いきや。
「そう、ならよかった」
えっ?
よかった……?
どういうこと?
「い、今のはどういう……」
「俺、あんたが好きだよ」
「へ……」
薫くんが、私を好き……?
「だから、あんたも俺を好きになって……」
その言葉が頭の中で再生された直後、唇になにかが触れた。
気持ちのいい感触。
だけど、感じたことのある感触だ。
この感触って……いったいなに?
「へ……?」
なにいきなり。
やっとで口を開けたと思ったら、そんな質問?
「い、いないよ……?」
おそるおそるといった様子でそう答える。
薫くんなら『ふーん』と、興味のなさそうな返事を返してくるのかな。
そう思いきや。
「そう、ならよかった」
えっ?
よかった……?
どういうこと?
「い、今のはどういう……」
「俺、あんたが好きだよ」
「へ……」
薫くんが、私を好き……?
「だから、あんたも俺を好きになって……」
その言葉が頭の中で再生された直後、唇になにかが触れた。
気持ちのいい感触。
だけど、感じたことのある感触だ。
この感触って……いったいなに?