アブナイ王子様たち
だけどね、悟さん。
私、気づいたんだ。
意地悪でドSな翔さんが好きなんだって。
「悟さん、あの……」
「あっ、返事はすぐに出さなくてもいいよ。
いきなり告白されて、混乱してるもんね。
返事はしばらくあとでいいよ」
混乱なんてしてないよ。
それに、できることなら、今すぐ返事をしたい。
だって、誠さんと薫くんの告白の返事をすることを忘れたことがあったから。
もう忘れないよ。
「えっ、でも……」
「いいのいいの。
とりあえず愛海ちゃんは、部屋でゆっくりしてなよ」
悟さんにそう言われ、こくんとうなずいた。
ストーカーのことがあるから。
「はい……」
私、気づいたんだ。
意地悪でドSな翔さんが好きなんだって。
「悟さん、あの……」
「あっ、返事はすぐに出さなくてもいいよ。
いきなり告白されて、混乱してるもんね。
返事はしばらくあとでいいよ」
混乱なんてしてないよ。
それに、できることなら、今すぐ返事をしたい。
だって、誠さんと薫くんの告白の返事をすることを忘れたことがあったから。
もう忘れないよ。
「えっ、でも……」
「いいのいいの。
とりあえず愛海ちゃんは、部屋でゆっくりしてなよ」
悟さんにそう言われ、こくんとうなずいた。
ストーカーのことがあるから。
「はい……」