ある幼なじみの恋 [完]
華子が起きるまで待っていたが
いつの間にか授業は始まってしまい、華子は授業開始から10分ほど経ってムクッと起き上がると何事もなかったかのように授業を受けていた。
あんだけ寝てても上位にいるからすごいよなぁ‥
あたしなんて必死こいて勉強してるっていうのに。苦笑
授業が終わると華子が眠りにつく前に近寄り話し掛ける。
「ねぇ!あの女また右京と話してたんだけど!!」
「あの女?
‥あぁあの女ね」
「絶対クラスでも話し掛けてるよ!!」
「そんなに気になるなら右京君にそれとなく話聞いてみればいいじゃん」