祈るだけの指名
小学校の時に野球少年団の仲間だった友達がいた。
あいつは今でも野球を愛し、誰よりも努力をしていた。
そんなあいつに喧嘩したこととか、気持ちがズレてることも相談していた。
「別れちゃえば?」
なんて簡単に言うから腹もたったけど、
「今度野球しよーぜ」
って言ってくれるあいつがちょっと気になっていた。
あいつと私
2人で公園に行ってキャッチボールをした。
「最近どーなの?」
って聞いてくるから
「んー?どうもしないけど笑」
って答えた。
「ふーん」
何気ない会話なのにドキドキした。
帰りも途中まで送ってくれたし、言っちゃえば彼氏より彼氏っぽかった。
空が絵の具を塗ったように赤く染っていたあの日。
彼氏がいるのにあいつに恋をしてしまった。
あいつは今でも野球を愛し、誰よりも努力をしていた。
そんなあいつに喧嘩したこととか、気持ちがズレてることも相談していた。
「別れちゃえば?」
なんて簡単に言うから腹もたったけど、
「今度野球しよーぜ」
って言ってくれるあいつがちょっと気になっていた。
あいつと私
2人で公園に行ってキャッチボールをした。
「最近どーなの?」
って聞いてくるから
「んー?どうもしないけど笑」
って答えた。
「ふーん」
何気ない会話なのにドキドキした。
帰りも途中まで送ってくれたし、言っちゃえば彼氏より彼氏っぽかった。
空が絵の具を塗ったように赤く染っていたあの日。
彼氏がいるのにあいつに恋をしてしまった。