いじめ ー昨日までの友達ー
ー罠ー
教室に入って、それぞれ席に着く。
しかし、先生が来ないのでざわざわとさわいでいた。
話の内容は、言うまでもなく私の話。
「マジ信じらんね~。」
「最低~!!」
「最悪だしぃ~!!」



ガラッ
扉が開いて先生と古城が入ってきた。
古城の頬にはガーゼが貼られていた。
おそらく、先生が付き添って保健室に行っていたんだろう。
「みなさん。静かにしてください。これから、臨時のクラス会議を始めます。」


「古城さん。さっきあった事を教えてください。」
「はい。」
古城が席を立って話し始める。

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