†戦慄の交響曲†
「煩いな~麗夜は・・・」


女は口を尖らし・・・男―麗夜を見る。



「煩くねぇよ。よっぽど沙羅の方が煩い」


麗夜は女―沙羅に言った。



「煩くないもん!」


麗夜がさっき言った言葉を沙羅は忘れたのだろうか?


「それが、煩いんだ」


身も蓋も無い言葉。


すると、沙羅から・・・殺気が・・・



「・・・ふ~ん。ごめんね?」



笑っているのに・・・目が笑ってない。






< 2 / 77 >

この作品をシェア

pagetop