幸せは、自由を奪うの?
私は、その夜彼に今日何をしていたか聞い

た。

「今日は、一日中会社にいたよ。」

「昼頃は何してた?」

「勿論会社にいたさ。」

私は、その言葉に肩がピクリと動いた。

ずっと会社にいた……。

その言葉が嘘だと言うことに、私は益々ショ

ックを受ける。 

すると、私はスマホの画面を彼の前に突きつ
 
けた。

「これは、どういうこと……?」

画面には彼と横に知らない女性が並んでる写

真が写っていた。

すると、彼は段々顔が青ざめていった。

「どうして…それを…?」
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