あの日の君へ


「おねえちゃん早くしてー」

聖華の声が聞こえる。
甘ったるくて胸焼けしそうな声。

玄関に向かい、靴を履く。

聖華が出た後に自分も外に出る。


こうやって一緒に外に出るのに、仲良く学校になんて行かない。


聖華は朝から彼氏のお迎えの車で、学校に行っているから。

それを自慢したいが為に私と一緒に外に出るのだ。



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